大阪市老人福祉施設連盟主催 研修会実施報告

 7月13日に一般社団法人大阪市老人福祉施設連盟主催の研修会にて弊社代表の本田が講師を務めさせていただきました。

研修会風景

 今回いただいたテーマは「特養の生活相談員の視点を広げる」というものでした。せっかく経営コンサルタントに依頼を頂いたので、いわゆる介護業界でよくある内容ではなく、少し目線を変えた研修会としました。

 大きく内容を分けると3つのテーマをお伝えしました。

1つ目は「時代が変わったとはどういうことか」については話をしました。特養向けのこの話で、よくあるのは「特養の3割が赤字」というニュースを引き合いに出し、その原因は人員不足、制度変更により要介護3以上が原則になったこと、そしてサ高住を含めた競合の増加というものです。

 もちろんこれらは否定するものでもないですし、間違いなく厳しい時代を表す要因の1つだと思います。しかし、そんなことを改めて聞いたところで「そうですよね」で終わってしまいます。

 そこで時代の変化というものの一例として、一般の方の情報源の変化を元にお伝えしました。「知っている人、本、新聞」から情報を得ていたのが「テレビ、パソコンでのインターネットなど」に変化し、現在では「スマホ」が主な情報源になりました。

 だからといって、スマホ対応のホームページにしましょうという話ではなく、情報を深く調べる(行動する)ことがなくなり、手に届きやすい情報を元に行動をするようになったということが重要です。つまり人の行動を起こすまでの流れが変わったということです。

そうすると何が変わるかというと、地域の人に選んでもらおう、稼働率を高めようとした際に、これまで通りの営業手法ではそもそも選択肢に上がりづらくなったということです。

もちろんこれまでのケアマネルートは変わらないかもしれませんが、それだけでは厳しくなっているのはほとんどの特養の現状だと思います。だからこそ、この時代の変化=行動する流れの変化というものを受け止めていただきたく、事例を踏まえて色々とお伝えしました。

研修会様子

 2つ目としては、「生活相談員の業務とはどんなものか?」という内容です。ひと昔前は生活相談員=雑用となってしまっている施設も多くありましたが、今では生活相談員が施設の命運を握っているといっても過言ではないと思います。

それは、単純に「数字を作る」といっても、攻めと守りがあり、それを両輪で回してこそ「安定した運営」が行える状態になるということです。そこで生活相談員がすべき仕事を、整理しながら、また実績が上がりやすい具体的な方法を交え、お伝えしました。

グループワーク様子

 3つ目としては、自己満足ではない「地域の中の特養」を実現するために、4つの事例を元に、「介護の問題を身近に感じてもらう方法」をお伝えしました。

 グループワークを行ったり、いくつかの取り組みの写真を解説するなどし、具体的に「自分たちが施設に戻って何をしようか」を感じていただけたようです。

講師写真

2時間ほどの研修会ですので、上でお伝えした3つのことだけではありませんし、それぞれを時間の限り深掘りしお伝えさせていただきました。

最後に参加された方々のアンケートの声の一部を紹介します。

介護だけではなくビジネスとしての考え方も教えていただけたので、参考になりました

わかりやすい説明、今どうすべきかはっきりしていて分かった

今まで居宅しか営業に考えていなかったが、違う視点がわかって良かった。

介護保険外のサービスなど詳しい事例を紹介して頂き、色々視点もあるのだと思いました。

自分が考えていた事(これから、こうしたいなと思っていた事)の背中を押してもらえました。ありがとうございました。

時代が変わる中でいかにして施設を知ってもらうか、どうニーズを掘り起こしていくか勉強になった

施設に持ち帰って、営業方法を検討します!!

相談員として視点が目から鱗だった。良かったです。もっと色々伺いたかったです。

中身が充実していて、時間もちょうど良かった

悩んでいるところが、ピンポイントでした。

ショート、デイの人数が少ないのでどのように人を集めていくのか、ヒントを得たと思います。

時代の流れに合わせた視点が大事と痛感した。先を見る力、能力が重要だと感じた。

とても意欲がわく内容となり、良かったです。

今後、自施設でも生かせるアイデアがたくさん知れたため

お呼びいただきました、一般社団法人大阪市老人福祉施設連盟様、ご参加いただいた生活相談員のみなさま、ありがとうございました。

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